靴ってどのくらいの頻度で買い換えていますか?
靴の寿命はモノにもよりますが、毎日履いて雑に扱えば半年、メンテナンスをしても2-3年くらいといわれています。
私の場合、靴はお気に入りのメーカーがあって、こちらですと買い換えても靴連れを起こすことが少ないので大体いつも同じメーカーで購入しています。
合皮だと伸びずに痛くなる確立が高いので、必ず牛革でヒールが低いもの(お迎えがギリギリで走る事もあるので^^;)
が購入の条件になっています。
大体セールになったところで買うので大体年1くらいで購入することが多いです。
でも気に入った靴はなるべく長く履きたいところ。
いくら大事に履いていても大抵ダメになるのがソール。
地面と接して日々削れていくので大事にメンテナンスをしていても長く履けばはくほど削れていきます。
そこで愛用の靴を修理することにしました。
用意したのはこちら
もう2年ほど履いているこちらのお靴。
もうソールが削れすぎて土台まで削れている始末。
というかヒールカウンターもぼろぼろなので寿命といえば寿命なんだけど履きやすくて気に入ってるのでまだまだ履きたい。
一体型のソールなのでおそらくお店で直してもらうと張替えで1足買えちゃう金額になるかと思います……
本来ならここまで削れる前に直せよ!といいたくもなりますが、それはおいといて。
修理キットはこちら。シューグーという商品です。
チューブの中に入っているのは固まるとゴムみたいなものになる製品でしてこれで成型して修復していきます。
それでは修復の方法について
①靴裏をきれいにする
まず、修繕する箇所のヨゴレを取ります。濡れたタオルやウェットティッシュなどを使用します。
そして薬剤と靴の密着性を高めるために付属のやすりで削ってキズをつけます。
この作業はしなくても大丈夫かなとは思います。地面で削れてすでにキズだらけですので…
②型をつくる
今回修理する箇所はかかと部分です。
そのまま塗っても良いのですが、綺麗に造形したかったので枠をつくることにします。
クリアフォルダを適当に切ってかかと部分にまきつけます。
こんなかんじ
クリアフォルダは薬剤が硬化後に取り外しますが、くっつかずするっと取れます。
③シューグーを塗る
チューブを押し付けながら充填物をいれていきます。
付属の木の棒をぬらして表面をなでるといくらかなだらかになりますが、乾くと収縮するので、今はやらなくても良いです。
④途中収縮するのでおしこむ
暫く乾かすと手でさわってもべとつかず触れるようになります。
水分が飛んで収縮するのですきまが現れます。
手で押し込んで密着性をあげます。へこんだ部分に新たなにシューグーを入れて乾かします。
これを何度か繰り返します。
大体24時間経つとかっちりと固まります。
⑤枠を外す
完全に固まったらクリアフォルダの型を外します。
クリアフォルダには接着しないのできれいにはがせるかと思います。
今回は収縮でできた穴がまだあったので、シューグーを充填します。
⑥ハサミでトリミング
余計な部分をハサミで取ってきれいに整えます。
できあがり★
ついでに靴もみがき、綺麗にしました。
これでまた暫く履くことができます。
強度はそれなりにありますので、すでに1週間以上履き続けていますが取れることはありません。
こうしてメンテナンスしてあげると、長く持ちますのでぜひ靴底が減って履けなくなった靴を復活させたい方はお試しください。
予め塗ってから履くと予防になって良いそうですよ。
今回は自然色を使用しましたが、白、黒、自然色、クリアとあるので、自分の靴に合わせて使用すれば自然に仕上がるかと思います。
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