中古住宅を購入してリノベーションをしたブログ。
前回は自分で玄関の鍵を交換しました。
本当はこちらをICキーにしたかったのですが、マンションで簡単に自分で取り替えられるようなものがほとんど無く、あっても外観が多少変わってしまうものは規約上設置不可なのであきらめていたのですが
ふとひっかかった「スマートロック」という言葉。
スマートフォンなどの電子機器を通じて開錠や施錠を行う鍵のことで、最近盛り上がりのあるIoT機器の一つです。
調べてみると各社出しておりまして、そのほとんどが後付できること。室内側に付けられ、外観上は変化が無いものがほとんど。
これならマンションでも利用できるということで検討に入りました。
スマートロックの種類
現在国内で比較的簡単に手に入るスマートロックは下記のものになります。
★国内開発品
・Qrio Smart Lock
・Akerun
★海外品
・Sesame Smart Lock
私の知っている限りですがQrioとSesameはクラウドファンディングで産まれたプロジェクト製品です。
Qrioは日本、Sesameは米国という違い。
我が家はそのなかでSesame Smart Lockを選びました。
Sesame Smart Lockを選んだ理由
はじめはQrio Smart Lockを検討していました。
つい最近新製品も出たので使い勝手も上がっているだろうし、別途付属のコントロールキーも使いやすそうで期待していたのですが……高い。
コントロールキーも購入すると5万くらいかかっちゃう。
対してSesame Smart Lockは約半分の価格。amazonのレビュー評価も良くサポートが良いとの評価。
なるべく安く済ませたい私は安さに惹かれましたよね……しかも先日のプライムデーで割引価格で販売されているところを目撃したのが決定打でした。
はい!購入決定!
届いたSesameさんです。アップル製品みたいなシンプルな箱に納まっております。
このネーミングセンスも気に入りました。Open SESAME つまりはひらけゴマ!ですね。
早速 Open SESAME!
取り付け方法
簡単な日本語の説明書が同封されています。
本体は樹脂製なのかな?チープな感じも否めないです。サイズは手のひらサイズ。
裏に両面テープが取り付けられています。
まずは電池の絶縁テープを取ります。
裏のサムターンを入れる箇所に扉のサムターンをあわせて回るかどうかのテスト。
サムターンを入れるところは高さを調整できるようになっています。
この緑の部分をつまみながら引っ張ると延びるようになっています。
とりあえず一番上まで引き上げてサムターンににかぶせてみます。本体が浮くようなら少し下げてはまるようにしてあげます。
スムーズに鍵の開閉ができれば両面テープの剥離紙を剥がして位置を決定すればOK。
これも作業はこれだけです。作業時間としては5分くらい。簡単。
※ちなみに両面テープは3Mのおそらくコマンドタブが付いてあります。予備も入っています。
スマフォとの連携
同梱の説明書にQRコードがあるので読み込んでアプリをダウンロードします。
Bluetoothの設定はオンにしておきます。
アプリを開いて表示されているSESAMEを選んで設定
この辺もサクサク進みます。
ユーザー登録しなくてはいけないので、予めFacebookかgoogleアカウントを用意しておいたほうが良いです。
使い勝手について
反応速度・距離
割と早いとおもいます。
ロック・オープンの指示を出すと1秒くらいの間をもって施錠・解錠ができます。
また、基本的に室内にいるときはリビングからでも操作が可能です。
屋外にいる場合はドアから3M~5Mくらいが反応する距離限界のようです。
手ぶら解錠
近づくと勝手に解錠してくれるモードにすることもできます。
特に仕事が終わって保育園に寄って子供をお迎えに行った後などは片手に抱っこの子供、片手に荷物(今の時期はプール用品もプラス)という両手がふさがった状態なので鍵を取り出すのが困難。
そんなとき鍵を探さず、手に持たず、解除できるのはとてもありがたいのです。
注意したいのが作動前にアプリを開いてしまうと反応しないこと(バックグラウンドで動かしているだけの状態にする)
使い方については本家のHPで丁寧に紹介されているのでこちらを読んでもらえればほぼ理解できるかと思います。
ですが、GPSがおかしいのか、Bluetoothとの接続が遅いのか、なかなか手ぶら解除がうまくいきません…
これはもうすこし研究しなければ。
WiFi接続に関して
WiFiアクセスポイントを購入すれば遠く離れた場所からでも操作・管理ができるようになります。
今回はこちらを購入しませんでした。
使用用途からして我が家に必要なさそうだったので。
以下に当てはまる方はあると便利だと思います。
・自宅の鍵を閉め忘れることが多い。もしくは締めたか気になる人
・かぎっ子のお子さんがいる家庭
・義実家(実家)が近くて勝手に合鍵で入られるお宅(笑)
・防犯チェックがしたい
特にかぎっ子のいる家庭は子供がちゃんと帰ったかチェックできるので良さそうと思っています。
が、まだ我が家は小学生以上の子供がいないので必要なし。
その頃にはまた別の製品が出て欲しくなっていると思うので今回はお見送りしました。
ここがだめだよSESAMEさん
まだ使用して数日しか経っていませんが気になっているところ
①手ぶら解除がうまくいかない
こちらはもう少し様子をみてみようかと思います。
ちなみにノック解除はなんどか試したらいけました。(若干反応遅いので、バックグラウンド状態でのBluetooth接続に時間かかっているのかなとも思います)
※追記
1週間ほど使用してみて手ぶら解除の成功率は7割くらい?
ドアの前に立って5~10秒ほどで解除する感覚です。荷物が無いときはスマホ片手に操作したほうが若干早いかもしれません。
また、感覚的ですが、割と近距離で出かけて帰ってきた方が反応が早いような気がします。
仕事に行って帰ってきた際の方が反応が遅いです。
※SESAMEから手ぶら解除の案内が出てから3分以上(?)経つとバックグラウンドからのWIFI接続がうまくいかないようです。仕事から帰ってくるときは子供達を連れているのでどうしても遅くなってしまい、時間アウトになるようです。なるほど。
それでも自動で解除してくれるのは、荷物が多いときにはとても便利でした。もう少し反応速度が上がってくれるとありがたい。
この辺はアップデートで改良予定と記載されているので期待してまっています。
②内側から開けるときのサムターンの遊びがありすぎてまわしすぎる
締める位置は水平にするのですが、まわしすぎてしまいます。つまみが右下がりになります。
スマフォ操作で開閉すればそんなことはないのですが、いちいちタップするのが面倒で手動で締めるとそうなってしまう。
③内側から開けるときのサムターンのまわす方向がわからなくなる
公式でシールが売っていたりします。遊びがありすぎるので反対方向にも少し回ってしまうのです。
ちょっと力を強く入れたらサムターン部分をはめているのが外れてしまいそう。
スマフォ操作だけすればいいのですが、そんなわけにもいかず。そのうちシールを自作しようかな?
まだまだ出始めたばかりの製品なので未完成な部分は否めないですが、モノとしては面白いし便利です。
更なる飛躍を期待したい製品ですね。
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