部分の図面はたまに公開していたのですが、全体の間取り図を公開するのは初めてですね。
今回は我が家の間取りをご紹介したいと思います。
我が家のリノベ間取りを大公開
リノベ前の間取り
どのようにリノベしたか気になる方もいらっしゃると思うので、リノベーション前の間取りも公開しちゃいます。
中央に廊下があって左右に個室、奥の窓面にリビングを配置した一般的なマンションで多く見られる田の字構成の3LDKです。
角部屋なので中央の和室にも窓があります。
リノベ後の間取り
それをこうしました。
基本的には変わりは無いです^^;
重ねてみるとこんな感じ。
いろんな要素ををつめこんでいくと、やっぱりこの田の字間取りが効率的なのですよね。
基本的に水周りはパイプスペースの関係で大きく動かせないですし。
一応スケルトンにしていますので、廊下の位置や大きさなどは微妙に元の位置とは異なっています。
間取り的に大きな違いは
①キッチンの向きを変えた
②和室を小上がりにし窓を塞いだ
③洋室2のクロゼットを洗面所に組み込んで広くした
④各部屋にある収納は基本的に全部なくした
くらいでしょうか。
もう少し斬新な間取りにしてもよかったのかなとも思います。
でも考えても考えても、必要な施設(トイレやお風呂などの水周り)や移動できないもの(配管や梁、柱)をはめていくとこの田の字配置が最適解だったんですよね。
水周り系が中央ではなく四隅に寄っていたり、長方形ではなく正方形に近い室内の形であればもう少し違う間取りを考えられたかと思います。
もう少し廊下を短くして居住空間に回したかったなぁ。
間取りを決める際に考えたこと
この間取りにするまでにいろんなパターンを考えました。
こんな感じでイラストレーターでパーツをつくり組み合わせて位置を決めたりしました。
大体のレイアウトが間取りが決まったら、その部屋に何を入れるか。
家具はもちろんのこと、何をどこに仕舞うかも計画しています。
案ができたら担当の設計士さんに正確な図面に起こしてもらいました。
我が家の実際の例ですが、こんな風になりました。
小上がり(ロフト)
この部分はなかなかイメージをうまく伝えるのに苦労しました。
ロフトという言葉だけでは一般的に下のスペースが高くて上のスペースが低いイメージなのでそうではないこと。
口頭だけではなかなかうまく伝えられないのでイメージする断面図を書いたり、他の施工会社の事例を貼り付けたりしてイメージの共有化をはかりました。
自分で作成したイメージ
設計士さんが作ってくれた図面
自分的にこだわりたかった部分なので…うまく伝わってとても満足いく仕上がりになりました。
キッチン造作
入れたい家具・家電がきまっていたので、自分で寸法を調べ(購入していないものばかりだったので)図面に反映しました。
自分で作成した図面
設計士さん作成図面
それを汲み取ってくれてほぼ、自分の考えどおりの造作です。
ただ一点、吊戸棚の高さだけ抜け落ちていました……
このときは2200の天井高で考えていたのですよね。
造作と吊戸棚の間のスペースは500~550くらいは欲しかったのです。(炊飯器の蓋を開けたときに引っ掛らない高さを想定)
床面からの高さ1500で少し高いですがこれくらいがアイレベルなので、まぁ使えると思っていたのですが
天井高2300になり、吊戸棚の大きさ、もしくは設置高さをは天井高にあわせていたので、高くなりすぎたのです。完全にチェック漏れです。
おかげで使い勝手の悪い吊戸棚になりました。うーん。後悔。
せめてロングタイプの吊戸棚に変更したかったです。
ファミリークローク
ここをファミリークロークにしたいという要望を出した時点では両面クロークでした。
ですが、旧居で使用していた押し入れ用の収納ケースをそのまま使用したかったため、奥行きが必要になり片面収納になっています。
つけてもらうハンガーラックもそのままでは奥過ぎて使い勝手が悪そうなので手前に出してもらいました。
まとめ
このようにリノベでは施工日数の関係もあっておそらく解体前に大方の間取りを作ってしまうことになると思います。
全くの新築であれば狂わずに進めることができますが、予め箱の大きさが決まっているリノベでは解体後に詳しい中の寸法がわかるのでその後に計画変更となる部分が多々あります。
その都度漏れなくチェックできればいいのですが、一つの変更箇所に付随して数箇所変更箇所が発覚するので、これを全部潰すのは至難の業だなぁと感じました……
完璧思考の方にはあまり向いてないかもしれません(笑)
ご参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
コメント